About our Project

プロジェクトについて

南房総エリア在住の有志が主体となり、令和元年台風15号被災地復興促進プロジェクト「房総復興ブースター」を立ち上げました。


プロジェクト立ち上げの背景

令和元年9月9日未明に上陸した台風15号により、千葉県南房総エリアは甚大な被害を受けました。

県内では9月27日の時点で2万棟を超える住宅の損壊が報告されており、その数は今も増え続けています。多くは一部損壊ですが、暴風で瓦が飛ばされたことによる「屋根の損傷」が問題となっています。

屋根が壊れると、雨漏りにより生活ができないのみならず、天井・壁・床が濡れて家全体がだめになってしまいます。そのため、多くの家ではブルーシートと土嚢による応急処置で雨漏りを防いでいます。

屋根の完全な修復のためには職人による作業が必要です。しかし、南房総エリアでは屋根を修理できる職人の数が全く足りていないため、作業がなかなか進んでいないのが現状です。このままのペースだと、全ての修理が完了するのには3年ほどかかる可能性もあるとのことです。

応急処置に用いられているブルーシートと土嚢は、紫外線や雨風で劣化するため、1〜2ヶ月しか持ちません。そのため、修理待ちの間も定期的にブルーシートを張り替えて維持しなければならなくなります。このままでは多くの住民がブルーシート屋根の下で寒い冬を迎えることになりそうです。災害直後と異なり、ボランティアに来てくれる人も減ってくる今後、自分で作業できない高齢者や単身生活者にとっては特に困難が予想されます。

地域で農林水産業・製造業・サービス業などを営む事業者の多くも、深刻な被害を受けました。施設が復旧するまで事業を再開できないため、無期限休業・廃業する方も数多く出てきています。復旧に時間がかかれば、さらに多くの事業者が廃業し、地域の活力が失われます。


プロジェクトの目的

今回の台風でダメージを受けたこの地域を復興・活性化させるには、建物の復旧をできるだけ早く終わらせることが重要です。そのためには、復旧活動のボトルネックとなっている「職人不足」を解消することが最も効果的であると考えました。


活動内容

地域における職人不足を短期的に解消するためには、地域外から職人を呼び寄せる必要があります。その場合、交通費・現地滞在費が余計に発生します。

地域外の職人本人や受け入れる地元業者がその分を負担するとなると、彼らの利益率が下がってしまいます。一方で、作業料に上乗せすると、被災者にさらなる負担をかけることになってしまいます。

そこで本プロジェクトでは、支援金によりそれらの費用を補填することで、地域外の職人が適正価格で仕事を受けることを可能にします。地域外からの出稼ぎがビジネスとして成り立つようになれば、需給の不均衡が解消され、復旧の動きが加速(ブースト)されます。

房総復興ブースター説明図


支援金について

現在、自治体にはふるさと納税をはじめとして多くの寄付金が集まっています。行政への寄付は、確実に全額が地域のために使われるという点では優れています。一方で、使われるのに時間がかかる、どこでどのように使われたのか分かりにくい、市町村単位でしか使えない、公共性の高いことにしか使えない、といった限界もあります。

その点、民間の復興支援団体であれば、行政が制度上対応できない具体的な課題に対して速やかに取り組むことができます。本プロジェクトでは、「地域外から来る職人」という特定の対象者に「滞在経費補填」という明確な使途で、速やかに支援金を使用させていただくため、皆さまのご支援の効果がすぐに目に見える形で示されます。

台風の直撃から3週間が経ち、被災者への物資の寄付は一段落しました。メディアの報道も減ってきて、世間は災害から日常モードへと戻りつつあります。しかし、今でも多くの住民はブルーシートが掛けられた屋根の下で不安な生活を送っています。

屋根の修理はプロの職人にしかできません。職人による復旧活動を加速させるための支援こそが、これからの復興を早めるための近道であると、私たちは確信しています。

皆さまからのご賛同・ご支援をいただけると幸いです。


追記:台風19号の被害について

令和元年10月12日から13日にかけて日本列島を通過した台風19号(ハギビス)は全国に甚大な被害をもたらしました。お亡くなりになられた方々、ご遺族の方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。 それと同時に、私たちが住む南房総エリアの被災状況にも変化が起きたことも、ご報告したいと思います。

台風19号による新たな被害は少なかったとはいえ、屋根を保護していたブルーシートがはがれてしまい、追い打ちとなってしまった民家が多数ありました。ボランティアが他地域でも求められるようになり、ブルーシート屋根の維持に十分な人員を確保することも難しくなってくる今後、専門の職人による屋根の修復を今まで以上に早急に進める必要があります。これまでに頂いた支援金により、遠方からの職人の受け入れを進めています。しかし、より多くの職人が十分な期間滞在するためには、さらなるご支援が必要です。皆さまのご協力をお願い申し上げます。


現在のご支援状況

現在までにご購入いただいた復興応援チケットの売上と件数の合計を公開しています。手動で集計・更新しているため、ご購入いただいてから反映されるまで多少お時間がかかります。

※1 入居者数×入居月数 ※2 地元事業者や支援による入居者以外の職人との共同作業のため、関連した仕事全てを計上しています。

1,977,905
寄附金額
114
寄附件数
79
延べ入居者数 ※1
224
工事完了数 ※2
News

お知らせ

プロジェクトの進捗報告、協力していただいた方のインタビュー記事などを掲載しています。